東京日和2006/09/05 22:47:14

なんだかんだで環八やら環七やら第二第三京浜を
忙しくくるくると走り回ったわけなのだけど
渋滞さえなければ東京って狭いものですね。
昔は電車でしか行くことができないと信じていた
銀座や渋谷や新宿もいまとなっては車でも簡単に行けます。

メトロイドプライムのラスボスを死力を尽くし倒したあとは
FF3DSをまったりと進めています。
パーティはシーフ・しろまどうし・ふうすいし・まけんし
ふうすいし強すぎ。衣装もステキ。レベル上げが楽しいよ。

メンタルトレーニング2006/09/06 22:51:13

B級映画好きの先輩から
数ヶ月に渡って借りっぱなしだったDVDを
もういい加減返さないととようやく覚悟を決めて
なんとか見終えることができた。その名はCASSHERN。
アニメ版は結構悲惨な話で子供ながらに好きだった。
毎回毎回身を削って守った人々に迫害される訳だし。
あとは理不尽な変形をとげるブレンダーとか。

…なんかね、なにかを伝えよう伝えようとする気概は
ひしひしと伝わってくるのだけど、いかんせん意味が不明。
冒頭から空から棒が突き刺さって来て置き去りにされ
中途半端にマンガ的な演出もなんだか興ざめしてしまう。

最初はこれも修行だと思い心頭滅却して見てたのだけど
俳優さんがしっかりしていること
張った伏線も一応回収していること
世界の雰囲気が全編通して統一されていること
もあって意外と面白かった。唐沢寿明がかっこよくて心にしみる。
デピルマンとは雲泥の差。あれと同列に語ってはいけない。

と結局最後まで飽きずに見ることができました。
世界はどんどん悪い方向にむかっていくのだけど、
僕らがいくらもがいたところでなんら変えることはできないし、
別の惑星にでも行って平和にやりなおしましょう。
あらすじはこんなかんじ。

あ、こう書くと非常にシンパシーを感じるストーリーであったことに
いま気がついた。

週末には髪を切る2006/09/16 21:40:21

広島と福岡は負けたけど京都と大阪が勝ったから
次負けるとなんとなく火がついてしまいそう…。

昨夜は夜中までののしり合っていたかと思えば
今日は一日中廊下を走りまわっていたり、
我が階上の家族は相変わらずDQNぶりを見せつけてくれるので
ここは逃げるかとラーメンでも食しに街へ出た。家系が好き。

あいかわらず道路ではねこが無惨な死体をさらし
空腹な私を暗澹な気分にさせ
ラーメン屋では見るからに頭の弱そうな4人兄弟がはしゃぎ回り
空腹を新聞でも読んで紛らす私をさらに暗澹な気分にさせ
これまたチンピラのような両親が狂騒する兄弟たちを
にこやかに見守る様を苦々しく思っていると、
新聞の中でどこかの政治家が格差社会をなくそうと高説を賜るので
私の払う税金はあの暗愚な少年たちを養うのに有効に消費されるのだと
煮たまごをかみしめながらしみじみと考えた。
どうせならねこを救うために有効に消費していただきたいものだ。

FF3はクリアしてしまい、オルシニア物語も読み終わったので、
スタージョンの短編集を読み始めた。
このドライな筆致はル=グィンの後だとよけい引き立つ。
この暗鬱な気分はきっと奴のせいだ。

なげやりなきぶんになるほうほう2006/09/18 18:48:29

infobarを洗濯して脱水までしたとき。
→なぜかメモリが生きていた。なんとぎりぎり保証期間内だった。
B&Oのリモコンにねこがげろを吐きかけて動かなくなったとき。
→すっかりAir tuneで使用しているので、実はあまり必要なかった。
クリスタルタワー最上階でレッドドラゴンに出会ったとき。
→3度も全滅してもう慣れた。
どう考えても間に合わない時間に目が覚めたとき
→今日はなぜか通勤路が空いていて間に合った。
実は今日は世間一般では休日だったことに気がついたとき。
→…。

先日部長が転勤するということで送別会を行った。
なんだか料亭のようなところで、床の間付きの座敷だったのだけど
庭に放たれているあひるがなにかもらおうと
窓からくちばしをつっこんでくるなかなかフレンドリーなところだった。
隣に座った事務のおねえさんが極端なディズニーランド好きで非常に困った。

わたくしはこんなにもねずみさんが好きではないのです。
いちおう一回は行ってみたのです、もうそれで十分です。
と懇切丁寧に説明しても、とうとうとその良さを説いてくれるのです。
「言葉にするといつか行くことになると思いますから
 ぜひ行きたいと口にだして言ってみてください」
とまで言われた。まるで宗教家だ。
さすがに引いたよ。ものすごく引いたよ。
きっとねずみ嫌いな人間が存在することが理解できないのでしょう。
貧困な想像力しかお持ちになれないのは非常に残念だ。

ものすごくなげやりな気分になりましたが、
結局口に出していうことはありませんでした。頑固者なので。


追記
ねこのげろのせいで動かなくなったリモコンは単品で4万円します。
すごくなげやりです。

世はなべてこともなし2006/09/25 20:07:47

スタージョン短編集を読み終わった。
ドライだったのは前半だけで、あとはわりとウェットだった。
「夢見る宝石」のキラキラした絶望感はあまり感じず、
年とって、あえて古典的なSFを指向しているのかしらとか思った。
続けてレムの砂漠の惑星を読み始めた。これなんてソラリス?
この作品もぜひタルコフスキーに映画化してもらいたかったものだ。
眠くならないやつをひとつ。

毎朝出勤する前にはエスプレッソをマグカップ一杯
飲み干すのが日課だったのだけど、
そばに常にコーヒーサーバーがある職場にきて家では飲まなくなった。
かわりに出社してからふつうのコーヒーを
タンブラーになみなみと一杯飲んでいる。

その日の朝もタンブラーを両手で抱えて
なんともやる気のない頭を無理矢理仕事に向けようとしていると
姫が雑誌をもって現れた。

姫はギャル風のハタチの娘で、
以前うちのパンダの餌の笹の心配をしてくれて以来
すっかりファンになってしまったのだけど、
意気揚々と携えてきた雑誌は車の写真がいっぱいあって
ぶかっこうに飾り立てた軽自動車と
飾り立てるためのぶかっこうな飾りの
カタログのようなものだった。

私立中学の制服(といっても学ランだけど)を来て
片道2時間弱の電車通学中にいやというほどからまれたトラウマで
ヤンキー文化というものを蔑み続けているので
普段なら一笑に付すところであるが、
キラキラと目を輝かせ満面の笑みを浮かべて屈託無く
いかにこのエアロパーツについたフォグランプが素敵かについて
語ってくれる姿をみるに、「そうだね素敵だね」と
つい答えてしまった。まあ、こういう会話もなかなかいいものだ。

おかげでちょっと仕事する気になったよ。

ちなみに一番好きな自動車はなに?という質問に対しては
「セルシオとプレ(ジデント)です」
と素敵に即答してくれた。