reclaimed land

約1週間ぶりに戻ってきてなんだか溜まり気味の仕事と
ちょっとぶりかえし気味の風邪がかさなって
すっかりやる気を失ってしまった月曜日なので
出張清算だけすませた後は頭を使わない現場作業を少々と
コーヒーを飲みながら新聞を読む作業に徹することにした。

世の中の出来事というものはあまりにも慣性がでかく、
私の傍らにはハリ・セルダンも心理歴史学も存在しているわけでもないので
ただただ傍観するに限られてしまうのだけれども、
それをあえて変えてみせようとして政治を志す方々に対しては
たとえその動機がいかがなものであろうと、尊敬に値すると
実は思っている。

今日の新聞の記事によると、いつのまにか終了していた選挙で
格差解消が争点になりえず敗北した。という弁があった。

今にして思うと、
とある映画の題名になったテキサスのパリを見に行こうとして
そのパリのあまりの荒廃ぶりを目の当たりにして以来、
社会的格差の恐怖が刷り込まれたのだと思う。
それなりにリスクが低くなる道を通って生きていこうとして
周囲の人間からは変わったひと呼ばわりされることとなったのだけど、
そういう心配をせずにすむというのならそれにこしたことは無いよね。

具体的な方策がどこにも書いてなかったので、
ちょっとしらべてみたのだけど、
間接税の福祉目的税化と義務教育の延長くらいしか
それっぽいのが見当たらなかった。

目的税化というものの目的とか趣旨がよくわからないので
（どの入り口から入ってきてもお金はお金なのではないの？）
前者についてはなにも判断できないのだけど、
後者についても、無駄な対象に対する無駄な投資は
無駄に渋滞を引き起こす無駄な道路工事同様
いい加減にしてほしいと思う。

明らかにうちより裕福そうなのに、家業が自営業ということで
奨学金をもらってるのを見たときとか
院試のときに必死で勉強したのに結局奨学金枠に
とどかなかった時とか（これは自業自得なのだけど）に
その国家予算を回して欲しかったよ。
おとうさんおかあさんいろいろとありがとうございました。

もちろん、そんなことよりもうすぐ出る
ミカバンドやthe whoの新譜のほうが
よっぽど気になることには変わりないのだけど。

ミカバンドはアマゾンで予約済み。
こないだsakusakuのゲストに全員が出てる夢をみた。
屋根の上の前列には加藤とカエラと中村優とヴィンセント。
後列に高中と高橋と小原。ものすごくシュールだった。
そして白井ヴィンセントがものすごく緊張してた。
whoは限定版にするか通常版にするか悩み中。
きっとライブテイクはあまり聴かないと思うので。